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理想を削る家づくりにしないために。先に予算を考える

2026.09.30

家づくりでは、こんな間取りにしたい、こんなキッチンがほしい、書斎もつくりたい。

考え始めると、いろいろな希望が出てきます。

でも、理想のプランができたあとに予算が合わないと分かれば、そこから始まるのは「何を削るか」という話です。

せっかくの家づくりを、諦めるものを決める時間にしないために。

建築のフジサワでは、間取りを考える前に、まず自分たちに合った予算を知ることを大切にしています。

理想のプランができてから、予算を知る

家づくりでは、最初に希望を聞き、その内容をもとに間取りをつくり、プランが固まってから見積もりを出す。
そんな流れもあります。
自分たちが思い描いていた間取りが形になる。
「こんな家に住みたい」と期待も膨らみます。
しかし、そのあとに見積もりを確認して、想定していた予算を大きく超えていたらどうでしょうか。
そこから必要になるのは、予算に合わせるための調整です。

「何をやめるか」を考える家づくり

キッチンのグレードを下げる。
楽しみにしていたパントリーを小さくする。
書斎をなくす。
カーポートを諦める。
一つひとつは予算を合わせるために必要な判断かもしれません。
ただ、最初に理想の家を見てしまったあとで、それを少しずつ削っていく作業は、決して楽しいものではありません。
動画の中でも、こうした家づくりを「削る作業」としてお話ししています。

だから、フジサワは順番を変えています

私たちも、本当は最初から図面を描きたいです。
お客様がどんな暮らしをしたいのかを聞き、それを間取りにする。
住宅会社として、とても楽しい仕事です。
それでも建築のフジサワでは、その前に一度、お金について考える時間をつくっています。
まずは家づくりに関わるお金を知る。
自分たちの家計を確認する。
そして、住宅に使える予算を考える。
そのうえで土地を探し、間取りを考えていきます。

予算を知ることは、我慢することではありません

資金計画というと、「予算を抑えるためのもの」と思われるかもしれません。
でも、必ずしもそうではありません。
実際に家計を確認してみると、想像していたより住宅に使える金額が少ない場合もあれば、反対に、思っていたより余裕があると分かる場合もあります。
大切なのは、予算を小さくすることではなく、自分たちに合った金額を知ることです。
その基準が分かっていれば、その範囲の中で何ができるのかを考えることができます。

できることを考える家づくりへ

「この間取りから何を削ろう」
ではなく、
「この予算の中で、どんな家ができるだろう」。
同じ予算でも、家づくりの進め方によって受け取り方は変わります。
最初に予算を知っていれば、その金額を前提に、土地の選び方や建物の大きさ、設備の優先順位を考えることができます。
何かを諦めるところから始めるのではなく、できることを一緒に考えていく。
私たちは、その方が家づくりを楽しめると考えています。

家づくりを楽しい時間にするために

家づくりには、お金がかかります。
だから、どこかで予算と向き合う必要があります。
それなら、理想の家ができあがったあとではなく、家づくりを始める早い段階で考える。
そこで自分たちの基準を知ってから、土地や間取りを考えていく。
少し遠回りに感じるかもしれません。
でも、そのひと手間が、家づくりを「何を諦めるか」ではなく、「何ができるか」を考える時間に変えてくれます。
私たちは、そんな家づくりを大切にしています。

関連動画

今回の動画では、建築のフジサワが間取りを考える前に資金計画を大切にしている理由や、予算を先に考えることで家づくりをより楽しめるという考え方について、具体的な例を交えながらお話ししています。