家づくりの品質を支える「現場監督」という仕事
2026.08.20

では、「誰が現場監督をするのか」まで確認したことはあるでしょうか。
現場監督は、お客様からは仕事が見えにくい存在かもしれません。
でも実際の家づくりでは、一棟の品質を支える重要な役割を担っています。
建築のフジサワでは、大工として現場を経験してきたスタッフが現場監督を務めています。
今回は、現場監督がどんな仕事をしているのか、そしてなぜ私たちが現場経験を大切にしているのかについてお話しします。
一棟の家には、多くの人が関わる
家は、大工だけでつくるものではありません。
基礎、電気、給排水、設備など、さまざまな職種の人たちが関わりながら、一棟の家が完成していきます。
その中で現場監督は、工程を組み、必要な材料を手配し、設計の意図やお客様との打ち合わせ内容を現場へ伝えていきます。
誰に、いつ、どの仕事をしてもらうのか。
次の工程へスムーズにつなげるために、何を準備しておくのか。多くの人が関わる家づくりをまとめていく、いわば現場の「指揮者」のような仕事です。
同じ作業でも、段取りで変わる
現場では、「最終的に取り付けばいい」というわけではありません。
例えばキッチン。給水や排水の位置は、メーカーの図面を確認すれば事前に分かります。
それなら、キッチンが設置される前の作業しやすい状態で位置を確認し、必要な準備をしておく。
その方が、設置後の狭い場所で無理な姿勢になって作業するより、施工する側も作業がしやすくなります。
こうしたことはキッチンだけではありません。
次の工程まで考えて準備しておく。職人が無理なく、仕事をしやすい状況をつくる。
一つひとつは完成すると見えなくなりますが、こうした段取りの積み重ねも施工品質につながっていきます。
現場を経験したから分かること
大工経験がなければ現場監督ができない、ということではありません。
現場監督には、工程管理や材料の手配、図面の確認、協力業者との調整など、さまざまな知識と能力が必要です。
そのうえで建築のフジサワでは、実際に大工として家をつくってきた経験も、大きな強みになると考えています。
自分自身が現場で作業してきたからこそ、
「この順番の方が仕事をしやすい」
「ここは先に準備しておいた方がいい」
「この工程にはもう少し余裕を持たせたい」
と気づけることがあります。
図面を見るだけではなく、実際につくる側の視点でも現場を見る。
それが、建築のフジサワの現場監督です。
良い家をつくるために、良い現場をつくる
どれだけ腕のいい職人でも、無理な工程が続いたり、準備が整っていない状態で作業したりすれば、本来の力を発揮しにくくなります。
だから現場監督には、工期だけではなく、そこで働く人たちのことまで考えた段取りが必要だと思っています。
職人が仕事をしやすい。次の工程へスムーズにつながる。設計の意図やお客様の思いが、きちんと現場まで伝わっている。
良い家をつくるためには、そうした「良い現場」をつくることも大切です。
完成した家を見ても、現場監督がどんな段取りをしていたのかは見えません。
でも、その見えない仕事の積み重ねが、完成した家を支えています。
だから私たちは、「誰がつくるのか」と同じように、「誰が現場を管理するのか」も大切にしています。
関連動画
今回の内容は、建築のフジサワ公式YouTubeでも詳しくお話ししています。自社大工、現場監督、営業体制、資金計画、アフターメンテナンスなど、建築のフジサワが大切にしていることについてご紹介しています。



