なぜ家づくりの最初に「資金計画」をするのか
2026.08.19

どんな外観にするか、どんなキッチンにするか、SNSや施工事例を見ながらイメージを膨らませたい。
そう思う方は多いと思います。
でも建築のフジサワでは、本格的に家づくりを進める前に「資金計画」を大切にしています。
せっかくの家づくりなのに、なぜ最初からお金の話をするのか。それは、家づくりを我慢の連続にしないためでもあります。
「借りられる金額」と「返していける金額」は違う
住宅ローンには金融機関の審査があります。
年収や勤務先、現在の借入状況など、さまざまな情報から借入可能額が判断されます。
ただ、同じくらいの年収でも、毎月の生活費は家庭によって違います。
子どもの人数も違えば、食費や教育費、趣味に使うお金、車にかかるお金も違います。これからどんな暮らしをしたいのかも、それぞれです。
だから私たちは、「いくら借りられるか」だけではなく、「この先も無理なく返していけるか」を考えることが大切だと思っています。
先に夢を広げると、「削る家づくり」になることもある
間取りをつくり、設備を選び、やりたいことをたくさん詰め込む。
家づくりで一番楽しい時間かもしれません。
でも、その後で初めて予算と向き合った結果、
「これは諦めましょう」
「ここは削りましょう」
「これはグレードを下げましょう」
となったらどうでしょう。せっかく膨らんだ夢を、一つずつ削っていく家づくりになってしまいます。
もちろん、家づくりでは予算との調整は必要です。それでも最初に無理のない予算を整理しておけば、「できないものを削っていく」のではなく、「この予算の中で何ができるか」を一緒に考えることができます。
資金計画は、家づくりを楽しむためにする
「最初に資金計画をしましょう」と言われると、少し身構えてしまうかもしれません。
私たちも以前は、家づくりを始めたばかりのお客様にお金の話をすることに抵抗がありました。
「最初から懐具合を見られている」と思われたくなかったからです。それでも、家を建てた後の暮らしまで考えれば、やはり避けてはいけない話だと考えるようになりました。
住宅ローンを返すために、旅行や趣味をずっと我慢する。思うように貯蓄ができない。そんな暮らしになってしまったら、何のために家を建てたのか分からなくなってしまいます。
家を建てることそのものが目的ではありません。その家で、ご家族が無理なく暮らしていくことが大切です。
お金の話から始めるから、その先を楽しめる
資金計画というと、どうしても堅い話、我慢するための話に聞こえます。
でも私たちは、逆だと考えています。
最初に無理のない範囲が分かれば、その中で何を大切にするのかを考えられます。
間取りにこだわるのか。性能を優先するのか。キッチンにこだわるのか。
家族それぞれに、お金をかけたいところは違います。最初に土台を整えて、その中で「どうしたら実現できるか」を一緒に考える。
資金計画は、家づくりの楽しさを減らすためではありません。安心して家づくりを楽しむために、最初にやっておきたいことだと私たちは考えています。
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今回の内容は、建築のフジサワ公式YouTubeでも詳しくお話ししています。自社大工、現場監督、営業体制、資金計画、アフターメンテナンスなど、建築のフジサワが大切にしていることについてご紹介しています。



