断熱性能を長く保つために大切なこと
2026.09.05

でも、その家で暮らすのは完成した直後だけではありません。
10年、20年、30年と住み続けても、できるだけ変わらない性能を保つ。そのためには、断熱材の性能だけでなく、壁の中で結露を起こさないことや、正しく施工することまで考える必要があります。
建築のフジサワが、新築時の数字だけではなく「性能を長く保つこと」を大切にしている理由をご紹介します。
目次
高性能な断熱材を使えば、それで終わりではない
住宅の断熱性能を高めるうえで、どのような断熱材を使うかは大切です。
熱を伝えにくい材料を適切な厚さで施工することで、冬は室内の熱を逃がしにくく、夏は外からの熱を伝えにくい住まいをつくることができます。
ただ、性能の高い断熱材を選べば、それだけで長く安心して暮らせる家になるわけではありません。
断熱材にはそれぞれ特徴があり、その性能を十分に発揮させるためには、建物全体のつくり方と施工まで含めて考える必要があります。
長く暮らす家だからこそ、壁の中まで考える
完成した住宅では、壁の中を見ることはできません。しかし、長く住み続けることを考えると、見えなくなる部分こそ重要です。
そのひとつが「壁内結露」です。
壁内結露とは、壁の内部に入り込んだ水蒸気などが冷やされ、壁の中で結露する現象です。
結露が発生する条件や状態が続けば、断熱材や木材などに影響を与える可能性があります。
木造住宅にとって、構造を支える木材を健全な状態に保つことは非常に重要です。
だからこそ、目に見える部分のデザインや設備だけではなく、完成後には見えなくなる壁の中まで考えて家をつくる必要があります。
断熱性能と耐久性は切り離せない
新築時に高い断熱性能を実現していても、断熱材や建物の状態が変われば、当初想定していた性能を十分に発揮できなくなる可能性があります。
そして、木造住宅では断熱性能だけではなく、構造材を湿気から守り、建物そのものを長持ちさせることも大切です。
つまり、断熱性能と建物の耐久性は、まったく別の話ではありません。
快適に暮らせること。
使うエネルギーを抑えられること。
そして、その状態をできるだけ長く保つこと。
新築時だけではなく、その先まで考えて材料や工法を選ぶことが重要だと考えています。
建築のフジサワがSW工法を採用する理由
建築のフジサワでは、SW(スーパーウォール)工法を採用しています。
SW工法では、断熱材と構造用面材を一体化した高性能SWパネルを使用し、住宅全体の断熱性・気密性を高めています。
また、壁体内結露による断熱材の劣化について、60年間の無結露保証が付いています。
こうした保証があることも、お客様に長く住んでいただく家をつくるうえで、大切な要素のひとつだと考えています。
ただし、私たちは「この断熱材を使っているから大丈夫」とは考えていません。
どれだけ性能の高い材料でも、正しく施工されて初めて、その性能を発揮します。
材料と施工。どちらか一方ではなく、両方がそろうことが大切です。
新築時の性能を、その先の暮らしへ
家づくりでは、どうしても完成したときの状態に目が向きます。
断熱等級はいくつなのか。
UA値はいくつなのか。
どんな断熱材を使っているのか。
どれも大切な確認事項です。
そのうえで、もう一つ考えてみてほしいことがあります。
その性能を、長く保つためにどんな家づくりをしているのか。
家は何十年と暮らしていく場所です。
建築のフジサワでは、新築時に高い性能を実現するだけではなく、その性能をできるだけ長く保ち、快適に暮らし続けられる家をつくることまで考えて、材料選びや施工に取り組んでいます。
関連動画
今回ご紹介した、断熱性能を長く保つための考え方について、動画でも詳しくお話ししています。
動画では、断熱等級などの数字だけでは分からない住宅性能や、壁内結露、断熱材、施工の重要性などについてもご紹介しています。
新築時だけではなく、その先も性能を保つ家づくりについて、ぜひご覧ください。



