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「借りられる額」と「返せる額」は違う

2026.09.22

住宅ローンで「いくら借りられるか」が分かっても、その金額がそのまま「無理なく返せる金額」とは限りません。

家族構成や生活費、車、教育費など、家計の中身はそれぞれ違います。

だからこそ建築のフジサワでは、家づくりの前に、そのご家族に合った資金計画を考えることを大切にしています。

住宅ローンで借りられる金額=予算、ではありません

家づくりを考え始めると、気になるのが「住宅ローンはいくらまで借りられるのか」ということです。

住宅ローンの事前審査では、年収や勤務状況、現在の借入などをもとに、借入可能額が判断されます。

ただし、そこで示される金額が、そのご家族にとって無理なく返していける金額とは限りません。

同じ年収でも、家計の中身は違います

たとえば、年収や勤務先などの条件がほぼ同じ二つのご家庭があったとします。

住宅ローンの審査では、似たような借入条件になることも考えられます。

しかし、実際の暮らしは同じではありません。

家族構成も違えば、毎月の生活費も違います。

車の台数やローンの有無、お子さんの人数、これから必要になる教育費なども、それぞれ違います。

だからこそ、年収だけを見て家づくりの予算を決めるのではなく、そのご家庭の家計全体を見ることが重要です。

「月々払える金額」を考える

たとえば住宅ローンの審査上、月々12万円の返済が可能だったとします。

それだけを見れば、「毎月12万円まで住宅ローンに使える」と考えてしまうかもしれません。

しかし、生活費や今後必要になる支出まで確認していくと、そのご家庭では月々9万円程度に抑えた方が安心して暮らしていける、という場合もあります。

反対に、家計を整理してみることで、想像していたよりも家づくりに使える予算があると分かる場合もあります。

大切なのは、金額を大きくすることでも、小さくすることでもありません。

自分たちの暮らしに合った金額を知ることです。

家を建てた後にも、お金はかかります

住宅ローンは、長い期間にわたって返済していくものです。

その間にも、日々の生活は続きます。

お子さんの進学、車の買い替え、車検、家族旅行など、これから先にもさまざまな支出があります。

家づくりだけを切り離して考えるのではなく、これからの暮らし全体の中で住宅にいくら使えるのかを考える必要があります。

予算を先に考えることで、家づくりを楽しめる

私たちが資金計画を重視している理由のひとつは、家づくりをできるだけ楽しいものにしてほしいからです。

先に理想の間取りや設備をすべて決めてから予算を確認すると、金額が合わなかったときに「何を削るか」という話になってしまいます。

楽しみにしていた設備をやめる。

収納を小さくする。

欲しかったスペースをなくす。

こうした調整が続くと、せっかくの家づくりが「諦める作業」になってしまうことがあります。

だからこそ、建築のフジサワでは、家づくりの早い段階でお金について考える時間を設けています。

自分たちの予算を理解したうえで土地や間取りを考えた方が、その範囲の中で何ができるのかを前向きに考えることができます。

大切なのは、自分たちに合った予算を知ること

「年収の何倍までなら大丈夫」

「知人がこのくらいの予算で建てた」

家づくりを始めると、さまざまな情報を耳にします。

もちろん参考になる情報もありますが、家計や将来設計は家庭ごとに違います。

誰かにとって無理のない予算が、自分たちにも同じように当てはまるとは限りません。

「いくら借りられるのか」だけではなく、

「いくらなら無理なく返していけるのか」。

そこから考えることが、安心して家づくりを進めるための大切な第一歩だと私たちは考えています。

関連動画

今回の動画では、建築のフジサワが家づくりの前に資金計画を大切にしている理由や、「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」の違いについて、具体的な例を交えながらお話ししています。